ヒステリシスループの応用について     by ruin


原点(磁場0、磁化0)から磁場をかけると磁化が飽和する。この飽和した時の値を「飽和磁束密度」と呼びます。 飽和してから逆向きに磁界を弱くしていくと、磁界が「0」になる縦軸との交点の値を「残留磁束密度」と呼びます。 縦軸との交点からさらに逆向きに磁界をかけていくと、磁化が「0」になる横軸との交点の値を「保磁力」と呼びます。

このように磁性体は磁場を逆方向も含め交互にかけたときの磁化曲線を「ヒステリシスループ」と呼びます。

ヒステリシスループは,ヒステリシス損も考慮しなければいけないのでかなりめんどくさいが,理解するとコイルやコンデンサなどの電力損失を求めるのが楽になる。

個人的には,BH曲線を学んでから学び始めた方が良いと思う。BH曲線についてもこれから作る予定。


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